島根ではばたけ U・Iターン者紹介 Catch your Dream

Personal DATA

出身地/東京都 住まい/石川県→隠岐の島町
職 場/(株)海中景観研究所
平成16年 Iターン

平成2年から東京都葛西臨海水族園勤務、平成6年からは石川県のとじま臨海公園水族館でラッコ、ペンギン、海藻などの飼育に携わる傍らウミシダ類の研究を行う。現在はウミホタルを通した啓蒙活動やキシュウモズクの養殖、調査などを手掛ける。

調査・研究にうちこめる環境で楽しい

隠岐ブランドの創出に向けて
 ハスキーボイスで海中生物のことを本当に楽しそうに語る幸塚さん。東京の水族館、石川県の水族館に勤務後、当時知り合いだった現海中景観研究所所長の新井章吾さんに誘われ、生物調査、水域環境の整備・保全にかかわる調査・研究を全国展開する海中景観研究所へ転職、隠岐へのIターンを決意した。日本海のほかの場所も潜ってみたいと、隠岐にも興味を持っていたところだった。平成16年4月のことである。
  そして、かねてから念願だった数週間にわたる海洋航海にも参加。航海を終えた5月からいよいよ隠岐での生活が始まった。キシュウモズクを隠岐で養殖する技術確立に向けた調査・研究の準備、エコツアーガイドの養成・指導など毎日が充実している。特にキシュウモズクは新たな水産品となり、隠岐ブランドに成り得るもので、地域の活性化にもつながるのではないかと注目を集めている。それだけに、幸塚さんへの期待も高まる。
  そのほか、海藻としては唯一、国の天然記念物指定を受けているクロキヅタの調査・保護を目的とした隠岐クロキヅタ保全倶楽部の代表を務めたり、専門分野の一つであるウミシダ(ヒトデの仲間)の研究をしたりと公私ともに多忙を極める。興味ある分野の調査・研究ざんまいの日々が過ごせる隠岐に来てよかったと、あふれる笑顔がまぶしい幸塚さんだった。

隠岐の島町 幸塚 久典(こうつか ひさのり)さん(34歳)
顕微鏡は頼れる相棒
興味は尽きない
地元・奥出雲産の素材を生かす
やりたいことがいっぱい
  いよいよキシュウモズクの養殖に関する調査・研究が始まる。ぜひ隠岐での養殖技術を確立したい。また、興味深い隠岐の海中生物について記録し、まとめてみたい。エコツアーの際の資料としても役立つと思う。クロキヅタ、ウミシダなどの調査・研究も続けていきたい。このほかにもやりたいことがたくさんあり、ワクワクしている。

これがウミシダ
目的をしっかり持って
  隠岐に来て約半年しかたっていないのでアドバイスというほどのことはできないが、好きなことができ、夢中になれる仕事があって、隠岐に来てよかったと思っている。目的をしっかりと持っていることが大切だと思う。そして、UIターンを決めるまでに、何度かその地に足を運び、町の様子、雰囲気を実際に自分の肌で感じることが必要だと思う。
  本間 千絵さん
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