しまねの実態調査隊! 数字で見る しまね暮らし
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数字でみる しまね暮らし最終回は?

これまで、1年にわたり特集してきた「数字で見るしまね暮らし」
最終回の今回は、ある島根県民の生活と、そこに関わる数字に焦点をあててご紹介します。

 島根生まれ島根育ちのAさん。この春、県外の大学を卒業します。島根県の高校生は約48%が大学等へ進学して(資料@)、多くは県外へ出ていきますが、Aさんは大学を卒業後、地元企業に就職が内定しています。

 Aさんの勤務先は実家近くにあり、マイカー通勤(資料A)の予定です。東西に長い島根県は、公共交通機関が少ないため車社会と言えます。高校時代は自転車通学、社会人となったこれからは車で通勤。それぞれ時間にしたら20分程度しかかかりません。(島根県の平均が22分)東京に住む兄が電車と徒歩で1時間以上かけて通勤するという話を聞くと島根は恵まれていると思います。

 今年で30歳になる兄は、島根県内の男性の平均初婚年齢資料B)と同じ年齢になりますが、結婚は先のようです。

 隣町に住む姉が気になるのは、子どもの教育。共働き家庭資料C)が多い島根県ですが、待機児童の問題に悩むこともなく、3歳の子どもは無事に保育園への入園が決まりました。

 都会育ちの姉の夫は、もともと自然が好きで海や山が近い島根が気に入って島根暮らしを選択しました。給料水準資料D)は全国平均よりも低い島根県ですが、通勤時間は短く、身近に四季を感じる生活はお金では計れない豊かさがあると考えています。家族で海や山へ出かけ、自然の中での子育てを楽しもうと今から計画を練っています。

 持ち家資料E)で3人の子育てが終わったAさんの両親もあと数年で定年。休みの日は産直市場に2人で出かけて、新鮮で安い野菜の買い物を楽しみます。景色の良い場所へのドライブと田舎レストランなどでの食事は、ゆったりとした心のうるおいのある生活だと感じています。(「しまね田舎ツーリズムコメントF)」宿泊調理が可能な施設数は現在220ヵ所)

 母は加工食品グループに参加したり、家庭菜園で野菜を作っています。定年後は父と2人で家庭菜園にもう少し力を入れて、新しい野菜の種類を増やしたいと考えているようです。また、今年は家族そろっての桜の花見コメントG)を楽しみにしています。Aさんとは石見銀山コメントH)などの身近な歴史スポットに行ったり、久しぶりに隠岐の島コメントI)への旅行も考えています。

 Aさんは島根が今年力を入れる古事記1300年記念事業神話博や来年に控える出雲大社の遷宮には大学時代の友人を呼ぶつもりです。友人とは島根の食材コメントJ)と、それに合う地酒コメントK)を楽しもうと考えています。


高校卒業者の大学等への進学率
平均通勤・通学時間
平均初婚年齢
共働き世帯率
平均給与額(月額・男女計)
持ち家比率
  
「しまね田舎ツーリズム」とは、農山漁村で、地元の人々との交流を通して、農林漁業体験やその地域の自然や文化、くらしに触れることです。 
  
桜の名所100選の「松江城公園」や「斐伊川堤防桜並木」をはじめ、県内には沢山の桜の名所があります。開花時期は3月末〜4月上旬(例年) 
  
戦国時代後期から江戸時代前期にかけて最盛期を迎えた日本最大の銀山です。当時世界の銀の3割を産出したと推定されています。(2007年に世界遺産登録) 
  
隠岐の島(隠岐諸島)は島根半島の北方約50kmにある島です。4つの島(隠岐の島、中ノ島、西ノ島、知夫里島)からなり、今も昔も変わらない島の心が残る自然豊かな場所です。。 
  
しじみ、のどぐろ、十六島のりをはじめとする海産物に加え、綺麗な水に育まれた農産物など、島根には美味しくて安全な食材が沢山あります。 
  
島根県は日本酒の発祥の地と言われています。全国鑑評会で毎年優秀な成績を納めるほか、特徴ある蔵元が多く存在する「地酒どころ」です。 
  
 
 
 
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