UIターンの先輩たち
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西森亜矢 さん



大阪市から斐川町へIターン 西森亜矢 さん(31歳)
大阪市出身。ロックカルチャーへの憧れから関西外語大学に進学。その後、民俗学に関心を持ち、院生として琉球大学に進学し、南方の民俗を研究。帰郷後はアパレル企業に勤務、28歳で夫・大志さんと知り合い結婚。その後は『株式会社ナナイロ』の経理担当。夫・大志さんの田舎、島根事業所開設後の平成22年10月にIターン、現在に至る。
しまね暮らし「時間とお金」
 
お金を使うのはガソリン代くらいなので、特に困ることもないですね。
 
仕事に生活に安心感を生んだ素晴らしき出会い 一気に加速していく島根暮らしの可能性

Iターンにより仕事の拠点も島根になった西森夫妻。CG未経験のUターン者と環境から生まれる発想力に期待を寄せている。


『かくれ庵』の縁側で、恩人・飯塚節子さんと。飯塚夫妻の気さくな人柄がもたらした安心感は計り知れない。


田園地帯にモダンな姿を見せる『株式会社ナナイロ島根オフィス』。

 簸川平野の広々とした田園地帯に建つ『株式会社ナナイロ 島根オフィス』。大阪を拠点に数々のCGコンテンツを手がける制作会社の島根オフィスとして、今年5月に始動したばかりの注目企業。そんなナナイロの社長であり夫である、大志さんとともに、島根にIターンしてきたのが西森亜矢さん。
 「生まれ育った大阪を離れることなど考えてもいなかった」という亜矢さんが、今に至ったきっかけは、大志さんの田舎暮らし志向が発端。
 「都会での仕事にマンネリを感じていた夫が、『田舎で暮らせばもっとよい仕事ができるかも知れない』と言い出したんです。最初は戸惑いましたが、そのうちに熱も冷めるだろうとタカをくくって、旅行気分で移住地探しに同意したんです」。
 こうして、全国の移住候補地の定住窓口に問い合わせ、仕事の合間をぬって体験ツアーに参加。めぼしい土地を訪ねるなか、大阪の島根県事務所で紹介された、斐川町で民泊とそば屋『かくれ庵』を営む飯塚夫妻との出会いが、そのままIターンに繋がっていく。
 「島根で暮らせるのも、すべてご夫妻の人柄のお陰です。他県では行政主導のツアーばかりで、地元の人との交流がまったくなくて不安だらけ。それが島根では、真っ先に地元に暮らすご夫妻に接したことで、自分たちのIターン後の生活が容易にイメージできたんです。それに、困った時には、ご夫妻がいる!という安心感が持てたこと。これが大きな理由になりました」。
 そうした安心感のほかにも、この土地をよく知る飯塚夫妻と繋がりが持てたことで、会社用地や自分たちの住まいなどの段取りが、人の輪を通じて円滑に行えたのも大きかったと亜矢さん。従業員もUターン者で固め順調に滑り出したナナイロをサポートしながら、平田町のダンスクラブに参加するなど、地域とのコミュニケーションを築きつつある亜矢さん。様々な出会いをきっかけに、Iターンライフの楽しみは、まだまだ広がりそうだ。
18歳 アメリカ文化への興味が高じ、関西外語大学へ進学する。 23歳 外語大のゼミで出会った民俗学に傾倒。自らのテーマを追求するため琉球大学で南方の民俗を研究する。 28歳 夫・大志さんが田舎への移住を考え始める。一緒に各地の体験ツアーなどに参加する。 31歳 出雲に居を構え、仕事(会社)も順調に始動。大志さんのサポートをしながら、ラウンドダンスクラブに入るなど、公私ともに充実する日々。

 
 
 
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