UIターンの先輩たち
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田中理恵 さん



岡山県から安来市へIターン田中 理恵さん(27歳)
島根県安来市出身。進学した徳島大学で「まちづくり活動」に関わり、地域情報誌が地域活性化に繋がることに興味を覚え、卒業後、企画編集を経験、その過程でUターンを決意する。フリーの企画営業を経て、島根の公的機関の産業振興策に関心を持ち、安来市商工会の地域振興巡回員に。昨年11月、江津市主催のソーシャルビジネスコンテストで大賞を受賞。来春より創業支援、人材育成を中心とした『NPO法人てごねっと石見』の理事に就任する。
●田中さんのブログ http://rietana.jugem.jp/
しまね暮らし「時間とお金」
 
島根に帰ってお金の使い方が変りました。外食も減り、畑の野菜の美味しさに日々感動です。
 
大学時代から不変のテーマは「まちづくり」 島根を舞台に「伝えて」「繋ぐ」活性化活動を

商工会では午前中に事務仕事、午後からは巡回が主な仕事。


江津市のソーシャルビジネスコンテストでプレゼン中の一枚。



島根の大学生と、地域活性化について語る機会を定期的につくり、情報交換を欠かさない。仕事が終わってから行われることが多いため、帰宅は深夜になることもしばしば。



 大きな目標を抱えてUターンした田中理恵さん。そのテーマは「島根を伝えること」。
 「伝える」とは、さまざな企画で島根を宣伝し、活性化に繋げていこうというもの。
 「大学で街づくりの勉強をしていたんですが、同じ頃、創刊された「飲食店、美容院の情報誌」が刺激となり、街が元気になっていくのを目の当たりにして、「こういう形で活性化に関わっていくのも面白い!」と思ったんです」。
 こうして大学卒業後、広告代理店の岡山支社へ入社。念願だった「飲食店、美容院の情報誌」の企画営業として働くこととなった田中さん。勤続期間の3年で色々なことを吸収していく。
 「私が入った頃は、情報誌も創刊から5年が経ち、単なる広告ではなく、どうすれば理想の集客ができるのかを、経営者さんと常に話し合っていました」。
 充実した日々も終わりが近づき、その後、東京での仕事の誘いもあったが、偶然手伝うことになった『島根美少女図鑑』を通じて、宣伝や企画に携わる様々な人たちと知り合う。そこで地元島根を「伝える」面白さに気付き、Uターンを決意する。
 こうしたやり取りのなか、「島根は公的機関の地域振興に対する取り組みが面白い」と感じた田中さん。昨年5月から安来市商工会の地域振興巡回員になったのも、地域への取り組みに内側から関わっていきたいという思いの表れ。「経営から商品開発まで、様々な相談や指導が主な仕事。巡回を通じて、家族的な繋がりで信頼関係を築いていくことの大切さを実感しました」。
 情報誌に始まり、地域支援にまで発展してきた田中さんの伝える仕事。巡回員の契約期間を満了する今春からは、江津市に活躍の場を移し、地域の情報発信と、地域実践型インターン事業をNPOで展開する。
 「帰郷後、目まぐるしく立ち位置が変わっていますが、島根を『伝え、繋げる』テーマは不変です!」。
 桜咲く頃、江津市に、春一番よりも大きな風を吹かして欲しい。
定住までの経緯
22歳(平成18年)大学卒業後、情報誌制作会社へ入社。岡山の編集部で企画営業に携わる。 25歳(平成21年)情報誌制作会社を退社後、『島根美少女図鑑』の創刊に合せて島根にUターン。 26歳(平成22年)フリーランスのプランナーを経て、地元安来市の商工会地域振興巡回員となる。 27歳(平成23年)江津市の活性化に関する、創業支援、人材育成を中心とした『NPO法人てごねっと石見』の理事に就任する。

 
 
 
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