まめなカンパニー
 


浜田漁港にある「しまねお魚センター」内ショップ。川本八州浩社長が手に
する、のどぐろの干物など、山陰ならではの商品が人気の中心。顧客の多
くは口コミで広がっていった場合はほとんど。新しい販路の開拓が今後の
大きな課題



株式会社 アンジェ・21
長年続く信頼とそれを支えてきた商品づくりに対する真摯な姿勢に尽きます。
水産加工の現場でも、やる気があり頑張れる人材が欲しいですね。また、ネット販売等に力を入れるため、その道の優秀な人材の必要性を感じているところです。
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 多くの干物製造業がひしめく浜田市のなかでも、いちばんの老舗を誇る『有限会社 香住屋』。品質にこだわる手法(製造)が根強い評価を生み、長年、ギフト等で全国の干物ファンから愛されている。
 大正8年、料理店として開業した後、干物メニューの好評を受けて専門店となったのが大正10年。当時からカレイの一夜干し等の定番商品を製造。水揚げ量の多い浜田のような土地にあると、消費地に向けて大量出荷するのがスタンダードという時代のなか、職人気質の二代目が打ち出したのが「量より質」。こうした頑固な商売(製法)が、いいものを直接(客に)届けるスタイルとして三代目が確立。四代目となる川本八州浩氏は、その精神を継承しつつも、新しい取り組みを模索中。
 「いいものを作ればよかった時代から、多様性(商品アレンジ等)を求められるようになったのが大きな違い」と川本氏。一方、製造過程で使用する素材を厳選するなどの付加価値への対応も多様性のひとつ。
 販路の開拓としては、三代目より積極的に展開してきた全国の百貨店等での物産展への出展と、インターネット販売の二本立てだが、それでも不況や消費者の魚離れが進む現状では、頭打ち感は否めないという。
 「浜田でとれるよい素材との組み合わせによる、レトルト商品の開発。干物は干物として従来どおりのしっかりしたもの。この2つの柱を強化していきたい」と川本氏。
 老朽化した工場を移転し、製造工程を見せる観光的な展開も構想中という。原点(干物)に立ち戻ったビジネススタイルが香住屋の新機軸になりそうだ。
干物だけでなく、イカ等の珍味も主力商品。従業員の大半が中国人で、「よく働いてくれるが、言葉の壁と、仕事を覚えたと思ったら帰国しなければならず、技術の永続的な向上が難しい」と八州浩氏はいう。

新たな販路としてネット販売も展開中。


【設立】 大正10年
【資本金】300万円  【本社】 島根県浜田市田町82番地3
【従業員数】 12名(パート含む)
【事業内容】 干しかれい、のどぐろ一夜干し、干し甘鯛など各種一夜干し、ふぐ味醂干し、
         アジ味醂干しなど各種味醂干し、その他珍味の製造と販売
【電話】 0855-22-0666 【HP】 http://www.kasumiya.jp
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