まめなカンパニー
 


およそ漢方薬局には見えない吉祥堂(松江市田和山)の店内。シンプルで
明るいデザイン等、相談者にリラックスしてもらうためのさりげない工夫か
凝らされる。

クリーン観光(富士建設株式会社 観光部)

自分が幸せじゃないと、人を幸せにできません。そういう意味でも、楽しい職場環境と、それを円滑に実現していくための人間関係をしっかりと築き上げていると思います。すばらしいスタッフが揃っていることが一番の自慢です。
相手に対して共感のできる、親身になって話し相手のできる人でしょうか。ですから、人生経験をある程度積み重ねた人じゃないと務まらない仕事です。自然体でポジティブな考え方ができて、知識や知恵を増やすことが好きな人だと良いですね。

 カフェのような開放的で明るい店内が印象的な『有限会社 堀江薬局』は、子宝(不妊)やダイエット等のカウンセリングで、注目を集める漢方薬専門店。
 大正13年創業という老舗薬局が、現在のスタイルに刷新したのが10年前。長びく不況で業績が悪化し、4代目となる堀江昭佳氏が立て直しのため専務に就任してからのこと。
 当初、悩み相談全般でスタートするが、子宝、ダイエット等の女性向けカウンセリングが評判を呼び、やがて堀江薬局の看板になっていく。
 「商品の並ばない店内に戸惑われる方もおられますが、まずお客様の悩みありきで始まるのが当店のやり方。初回カウンセリングでは、まずお悩みをお聞きし、次に問診を行います。こうしたやり取りの後、最後に漢方(商品)の相談をさせていただくんです」と昭佳氏。また、大半の相談者は紹介者を通して訪れるので、不安がられることなく、積極的なカウンセリングが可能になる。これも、媒体を使った宣伝よりも口コミを大切にする、カウンセリング主体の堀江薬局ならではのアプローチ。
 現在、4店舗で5名のカウンセリングスタッフが相談者の対応にあたっている(うち、子宝対応は2店舗)。先述どおり、気持ちのよい空間(店づくり)を心がけることで、相談者だけでなく、働くスタッフのメンタル面も留意する。知識を要するカウンセリングのスキルアップも、月2回の勉強会、メーカーを招いての講習、本場中国への研修等、随時仕事の中に組み込むのも堀江薬局のこだわり。
 「規模を大きくするよりも、信頼を大きく育てていきたい」と昭佳氏。堀江薬局のビジネススタイルは、ますます深みを増していくようだ。

コミュニケーションの占める割合の多いカウンセリング業務だけにスタッフとの連携も円滑に。「自分たちが気持ち良く仕事していることが、相談者たちにも伝わるんです」と昭佳さん。


入口にディスプレイされた喜びの声の多さが、カウンセリングの成果の表れでもあり、モチベーションにもなる。

【設立】 大正13年
【資本金】300万円
【本社】 島根県出雲市大社町杵築南神門通り1370-2
【従業員数】 14名
【事業内容】 カウンセリング、漢方薬品販売
【電話】 0853-53-2226    【HP】 http://www.funin-kanpo.com/
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