まめなカンパニー
 


大田市・福光海岸にあるラウ1号店のオープンテラスにて。マリンスポーツ
仲間からこの場所を紹介してもらい、すぐさま起業を思い立ったという。
「海辺の町ならではの細い道を進んでこの店にたどり着く過程そのものが
お客様にとっての物語になる」と秋森社長。地域イベントの協賛、清掃作業、
有名スポーツ選手招待など、地域貢献も率先して行うのがラウの流儀。


株式会社 LAUT
社員、アルバイト問わず、チャンスは誰にでも公平にあること。やる気のある人間は、どんどん上がっていける会社であること。
サラリーマン的に働くような人ではなく、将来、起業して店を持ちたいという目標のために勉強したいと思っているような人間が良いですね。そのぶん厳しくなりますが、起業のためのノウハウはしっかり教えられます。出る杭は打たれる…と言いますが、我が社で働くからには、そうした杭(個性・主張)をどんどん出していって欲しいですね。
オリジナリティの創出で 物語をもたせる店づくり
 大田市福光海岸の「レストラン・ヴィラ・ラウ」と、松江イングリッシュガーデン内「レストラン・カフェ・ラウ」。 【風景と飲食】の組み合わせと厚いサービスで好評な『株式会社LAUT』の手がける飲食店。「ラウ」誕生の背景には、秋森誠社長が起業するまでの経験が大きく作用している。
 「忙しいだけだった」というバブル期に飲食業界に入り、その後、渡米し外資の経営スタイルを吸収した秋森社長。 「スタッフを大切にする経営理念。そのスタッフの幸福感がお客様にも伝わる接客。 そして、しっかりとした運営のシステムを構築することで、それらが円滑に回っていくことを知った」と起業が具現していく。
 起業は【ストーリーが大切】という秋森社長。「プライベートで訪れた福光海岸の、何もない(商圏外の)環境が自分の経験を試すのに最適と判断し起業を決めた。 海という環境も店の演出に恰好の材料だった」。【自然をテーマに、風景、食材、接客とトータルにもてなす】というスタイルも、ラウ誕生の経緯(ストーリー性)から導かれたもの。 市営施設(※)の指定管理という自治体とジョイントした経営形態も、島根での認知度と信頼度を補強するのに大いに役立った。(※ラウ以前は「福光会館」という市営施設)
 福光で生まれた信頼と評判は、松江2号店に繋がり、そして今、3号店となる、広島・宮島店へと展開。これもまたストーリーだと秋森社長はいう。 「このプロセスは、スタッフ育成にも反映させ、いずれ島根から世界へと繋げていきたい」。
 不況が叫ばれて久しい世の中に、独自の経営(ストーリー)で活力を注入する。今後の展開がますます楽しみだ。




創作料理+バリ島テイストな店舗。個性的な店づくりと秋森社長の経営理念はすぐに地域行政に認知され「この人ならば」と松江店出店のオファーが舞い込んできたという。

【設立】 2009年2月9日
【資本金】300万 円
【本社】 島根県大田市温泉津町福光ハ1621-82
【従業員数】 社員12名、パートアルバイト68名
【事業内容】 レストラン、HOTEL経営及びマネージメント
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