【設立】平成15 年 【資本金】4,250 万円
  【所在地】飯石郡飯南町小田261
  【事業内容】くま笹エキス、くま笹エキス配合塩の製造販売
  【従業員数】7 名 【電話】0854−76−9393
  【HP】http://www.sapro-shimane.com/
邪魔者だった「くま笹」を資源として活用し、全国展開へ


笹塩との出会いが事業のきっかけに

 日本の高原地帯に生息し、葉の緑に白い隈ができるために「隈笹」と言われ、カルシウム・ビタミン・鉄・リン等のミネラルが豊富で、冬眠から目覚めた熊が栄養補給に食べることでも有名な『くま笹』。中山間地域の飯南町にも広く分布している。県外在住の出身者から笹塩用のくま笹採取の打診があったのが事業化のきっかけだ。
 育林を妨げる雑草として下刈りの対象となっているくま笹を採取するため、人が森に入る。その作業によって健全な森林を育てることに寄与し、地域の雇用を生み、健康づくりのための資源として活用され、そして地域が活性化する。しかも成長が早いくま笹は、永久に再生利用できる自然資源。採取から廃棄にいたるまで環境に負荷をかけることもない。くま笹による起業はいいことづくめだ、と賛同した町、地元企業、個人など30の株主によって、株式会社が設立された。

笹塩から「くま笹エキス」製造へと事業の主体をシフト

 笹塩でスタートした『笹プロジェクト』(略して「サプロ」)だが、需要や価格といった“売れやすさ”を模索するうちに、高純度くま笹エキスの抽出に成功。海外の安いエキスと差別化したブランドとして全国展開が具体化するまで商品開発が進み、『サプロン』という商品名も商標登録出願中。今後はくま笹の殺菌作用や保湿力に着目した化粧品、くま笹と他の薬草のブレンドティーなども発売する予定だ。また最初にエキスを抽出した笹から第二エキスを抽出し、農業用散布剤や入浴剤として活用することも研究機関と連携して実験中。笹本体の残渣も家畜の餌として活用している。
 このプロジェクトが軌道に乗り「地域が、島根が元気になる」という志が具現化するのも、すぐそこまで来ているようだ。


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