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隠岐の牛突き:牛突きの起源は、承久の変(承久3年・1221)で隠岐へ流刑になった後鳥羽上皇を慰めるために始められたと言われています。以来島民の娯楽として全島で行われてきましたが、現在では島後にのみ残っています。当初は農耕牛で行われましたが、現在は牛突き専用として生後1年ぐらいから訓練し、飼料も特殊なものを与え、牛突き用の牛に仕立てあげられています。

隠岐知夫(ちぶ)の赤壁(せきへき):知夫里島(ちぶりじま)の西海岸には、およそ1kmにわたって荒々しく削りとられた断崖が続いており、「赤壁(せきへき)」と名付けられています。断崖の高さは50Mから200Mにも及び、その色彩の素晴らしさには目を奪われるほどです。昭和10年(1935)12月に国の名勝および天然記念物に指定されており、国立公園の特別保護地区にもなっています。

松江筆:松江には旧藩時代から伝わる筆作りがあり「松江筆」ともいわれ、民芸品となっています。製筆技術の歴史は古く、松江藩初代松平直政が筆職人をつれて来たのに始まります。松江筆は軸の付け根から先端まで鋭い円錐形で、穂にふくらみのないのが特徴です。押える力が決まっていれば、いつも同じ太さに書け“楷書、行書、草書、直線、曲線”など自由に書ける使い易いものとなっています。

玉造温泉:1300年の時を経て今なお枯れることなく湧き続ける名湯です。玉造温泉は奈良時代には川辺の出湯と呼ばれていた三大湯の一つで、出雲国風土記には、「ひとたび濯れば形容端正しく、再び浴すれば万の病ここぞとに除こる」とあり、“神の湯”とも呼ばれていたそうです。

延命水:出雲坂根駅構内に古くから列車の利用客や近所の人々に清水として利用されてきたこのわき水は、古狸が愛飲したと言われるところから「延命水」と名付けられたと言います。近くには延命神社もあり、長寿・延命の祈願参拝者が訪れています。夏は冷たく、冬はあたたかいと言われる「延命水」。是非一度試されてみてはいかがでしょうか。

石州瓦:雨・風から家を守るだけでなく、太陽の光をあびて瓦が輝き美しい景観をつくり出す「石州瓦」は江津の土地がつくり出した芸術品です。江津市周辺で瓦づくりが始まったのは、今から約400年前のことと言われています。この地域には、瓦づくりに適した良質の粘土が豊富にあり、出雲地方にある来待石(きまちいし)をうわぐすりに使い、赤褐色の「来待瓦」をつくり出したのが現在の「石州瓦」のルーツとされています。
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