ユーアイターンドリーム 持田 哲也
パーソナルデータ
山崎 誠さん

出身地/大社町 住まい/東京都世田谷区→大社町
職場/(株)島根農協印刷

平成12年2月U・Iターン登録→平成12年3月Uターン
東京の大学を卒業後、テレビ・ラジオ広告の企画制作会社や印刷物の企画デザイン会社などに勤務。Uターン後、経験を生かし現会社に入社。担当する出雲エリアの得意先営業と新規顧客獲得に意欲的な日々だ。両親、祖母と同居。都会地と比べて足りないと感じるものも確かに多いが、町内会の活動でふるさとの温もりと醍醐味を味わい、そこからライフワークが見つかりそうな喜びを感じている。 -

土地に根を下ろし頑張っている人を手助けしたい…
自分のライフワークが見つかりそうです。

大学進学のために上京した持田さんは、当時、島根に帰ってこようとは思っていなかった。学生時代の2年間のアルバイトを経て、大学卒業後、テレビやラジオ広告を企画制作する会社に入社。自社専属タレントの育成や派遣業務にも携わり、3年目からはディレクターとして大手企業などのコマーシャルを手がけた。「たった数十秒のコマーシャルを作るために、10人ものスタッフが3日間徹夜するなんてよくあることでした。でも、完成したときの達成感は本当に大きかったし、多くの人が目や耳にするものを作っているという実感はたまらない魅力でしたね」。
その後、印刷物を企画デザインする会社で営業兼デザイナーとして、また、テレビ電話機を輸入販売する会社で営業戦略の企画推進を担当し、営業センスにさらに磨きをかけた。
Uターンを意識したのは、数年前に両親が家を新築したころ。「住み替え自由のアパート暮らしと違い、土地に根を下ろして生き抜くという覚悟に気づいたんです」。以来、年を重ねるたびに少しずつ弱音を言い始めた両親も気に掛かり、長男という現実からも目をそらせなくなってきた。島根の就職状況について父から送ってもらう資料などで勉強もしたが、「帰ってみなければ何も分からない」と腹をくくり、東京生活に区切りをつけた。
現在の会社は、これまで経験したことのある印刷物の仕事だという点で選択。営業スタッフとして、担当する一般企業や団体に足を運ぶと同時に、新規の顧客獲得にも奔走する。日々の仕事に追われながらも「仕事の流れをシンプルにシステム化できれば、より効率よくなるのでは」と、持ち前の発案力も忘れていない。
「実は最近、地域の中で頑張っている人の手助けができないかと考えるようになりました」と、持田さん。きっかけは、そば畑を借り、そばうち体験などをする横田町のそばのオーナー制度に加入し、川西地区という一つの小さな地域の人たちが、自分たちの住むところに自信と誇りを持って行動する姿に、自身を重ね合わせたのだ。「具体的に何をするかはまだ分からないけれど、私にできることがきっと見つかるはずです」。
ついのすみかを島根と定め地中深く根を張ろうと、持田さんの心は動き始めている。


先輩社員に聞きました。
穏やかな性格で、自分のポリシーを持っている持田さんです。東京での仕事の運び方と違い、さまざまな事柄を一人で進めなければならないですから、煩雑な仕事の優先順位をしっかり確認することが必要です。彼はどちらかといえばゆっくり型ですけれど、これからも彼なりのペースで確実な営業実績を上げてくれると思います。
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山崎 誠さん
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お気に入り島根
最近、朝もやの出雲平野の美しさにドキッとするんですよ。通勤で通る西代橋から、もやでかすんだ築地松の上に朝日が張り付いているように見える風景が特に好きです。下の方に目をやれば、斐伊川の流れも毎日違う表情を見せてくれますしね。島根に帰ってきてから、そんな「日常の中の趣ある美しさ」を発見できるようになったし、そうした自然を大切にしたいと思います。
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