シジミ汁

煮立った鍋の中で、ぷりぷりの身が踊り、白く混濁したエキスに黒い小さな殻がうっすらと見え隠れするシジミ汁。そこに塩が入ると「シジミのすまし汁」。味噌が入ると「シジミのみそ汁」になるわけで、昔から、誰からも親しまれてきました。シジミの旨さの秘密、それは、宍道湖が淡水と海水が混じる汽水だから。ほどよい塩分がシジミの旨み成分を倍増させているからだそうです。そのシジミは、肝臓の働きを強化したり改善したりする作用があり、中でも、肝細胞に付着した余分な脂肪を取り除く作用のあるメチオニンや、貧血を防ぎアミノ酸の代謝に欠かせないビタミンB12などが大量に含まれていて、最高の肝臓強化食品であることが科学的にも証明されています。その上、現代の食生活で不足しがちなカルシウムや鉄もたっぷり。今も昔も、宍道湖周辺に生まれ育つ人の「おふくろの味」は、体も心も健康にしてくれるパワーの源なのです。
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